零のかなたへ

 どうやら、皆さま上のキーワードで飛んできてるみたい。
 先に言っておきます。
 
 舞台、見たのはアマチュアのですから〜

 一応ね。
 あ、でも見てみたいな。
 これのプロの舞台!!
 ちょっと調べてみようかな?
 
 で、色々思う人がいるみたいですね〜このドラマ。
 ドラマのみの人も、舞台と両方見てる人も。
 色んな意見があって、素晴らしいことですv
 私は、『戦争を知らないこどもたち』ってやつだけど、この話は考えさせられる内容だと思う。
 あと少しで戦争は終わる!
 そう、田代(兄貴)は言った。
 それでも、家族を守るために、岸田さんたちは「特攻」した。
 最後は、キンタも。
 ここは、いくつか解釈があると思う。

 キンタはなぜ、特攻したか?
 
 一つ、自分が、生まれてこないと困るから。
 二つ、貴子さんや、許婚を守りたかったから。
 三つ、あの時点で、実はキンタはキンタではなくなっていた。
    つまり、福本少尉の意識がそうさせた。

 など、考えることが出来る。
 私としては、二が根本としてあって欲しいと思う。
 一も少なからずはあったと思うけど。
 
 戦争は、はっきり言って反対。
 ちなみに憲法9条も改正反対。
 だけど、キンタや岸本さんのやったこと、考えには肯定派かな?
 
 家族を守るために死ぬ。
 きれいごとかもしれない。
 でも、これはあの時代で当たり前のことだった。
 
 あの場で、死ぬのが怖い。
 家族を守るために俺は生きる!

 と言って行動していたら、確実に岸本さんや、福本さんの家族は非国民扱いだ。
 非国民の扱いが、どれだけ酷いか。
 私も本や劇、資料で聞いているだけだけど……。
 つまり、岸田さんやキンタの「守る」という言葉は結構深い。
 だから、あまり岸田さんたちのとった行動を責めないで欲しい。
 たかがドラマかもしれない。
 けど、あの信念を否定してしまったら、
 あの時代に死んでいった、本当の「特攻部隊」の人たちを否定することになってしまう。
 それだけは、やめて欲しいと、心から願う。
 
 あえてユーザー名は出さないけど……。